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2009年 03月 12日
2009/2/27(金)に白浜町ゴガノイベイホテルで行われるこの集会に 行ってきました。 電脳塾との関わりが古くからあり、現在は退官された小島先生のお薦めもあり、参加することができました。 当日の感想と、レポートなどを少し書きます。 特別講演では、「魅力ある情報サービス産業をめざして」というテーマで NTTデータ取締役相談役の浜口氏が、豊富な図を使い講演された。 日本の政府が国をあげて、電子政府に政策として取り組んだが、イマイチ進まなかったのは、 ユーザの声を聞いていないシステム設計をしたからではないか?というようなことを言われていた。 そういう一面はあるかと、e-TaXなどやそのほかのことでも思う。 技術者としての第一線で働いてこられた方の話だけに、具体的かつ実際的に聞こえた。 続いての高知大学坂本教授の「地方でのICT産業の可能性」という話は、いささか抽象的に 思えた。実業と、学術との差というのはあるのかな、と。 休憩のあと、パネルディスカッションがあった。 パネリストは、 (株)いわきテレワークセンター代表 会田氏 http://www.iwaki-twc.co.jp/ (株)エスアールアイ社長浦氏 http://www.sri-nanki.com/ (株)見果てぬ夢社長下山氏 http://www.ip-dream.co.jp/ (株)バリューストーム社長八板氏 http://www.valst.com/ の4人。 それぞれが、講演のあと、ディスカッションに移ったが、 時間がなくなってきていた。 これは最後に講演した、八板氏の図ですが、 種子島でIT学校を設立・開校されようとしているそうです。 ディスカッションの最後に、高知大坂本教授がまとめとして、 各氏の意見に共通するものは「人材」というキーワードかなと いうことでしめくくった。 私のこのシンポジウムの感想としては、いずれも 実業の世界で働いてこられた人たちの実体験をもとにした話なので、 実際的でありビジネス的であったなあ、と思いました。 ICTを実業として生かすためのヒントが、この中にあるなと、受け取って 帰途についたのでした。
by kozagawa_denno
| 2009-03-12 00:29
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